HCL Domino Volt がリリースされたのは4月。翌5月に sandbox が公開されました。
誰でも、無償で、 Volt でのアプリケーション開発をお試しすることができます。
今のところ期限も示されていないので、当面の間、試し続けることができそうです。

でも、
「無償なのはいいけど、でも、お試しサイトは、"英語" 版でしょ」

と、日本では、コトバの壁が要因になって敬遠してる人がいるんじゃないかな、と思っています。

そんな人のフォローになればいいな、というのが本作文の目的です。実はさほどの壁ではありません。


まずは登録について。

sandbox のサイト にアクセスすると「Register for an Account」というリンクがあります。
Voltsandbox1

クリックすれば登録画面。こちらに入力してゆきます。
Voltsandbox2

「* First Name」「* Last Name」 ← 名前と姓をアルファベットで。
「* Requested Password」「* Password Confirmation」 ← パスワードを決めて、2か所入力
「* Email Address」 ← ご自分のメールアドレス
「* Company Name」 ← 勤め先の英語名、企業にお勤めなら多くの場合自社のWebサイトの企業情報に載っているかと。
「* Country」 ← 国…これを読まれている大半の方は「Japan」を選択
「* Phone Number」 ← 電話番号…きちんと入れるなら日本の場合は「+81」に続けて先頭の「0」を除いた番号。固定でも携帯でも。なお、IBM時代からこうした登録は何回か行っていますけど、英語の電話が来た経験はありません。
「* Existing Deployment」 ← ここから4択。まずはDominoの利用者かどうかを選択
「* Do you have plans to deploy a Low-Code solution?」 ← "ローコードソリューションを展開する予定はありますか?"…つまりVoltの(とは限りませんが)導入予定ですね。もしすでに1年以内のご予定があれば上の3つから。未定なら最後の選択肢
「* What is your role in this evaluation?」  ← あなたの役割は?と聞いていますがつまり立場ですね。「いちユーザー」「意思決定者」「開発者」「管理者」「その他」から選択という感じでしょうか。

最後に「あなたは米国政府の関係者じゃないですよね」といった一文がありますが、ほとんどの方が該当しないでしょうから「I Agree」にチェックします。


「SUBMIT」のボタンを押せば登録完了です。と云いたいところですが、設定したメールアドレス宛に登録コードが送られてきます。
届いたメール上の「Click Here」から、アクセスしたページで届いたコードを入力するのをお忘れなく。


利用するには。
再び sandbox のサイト にアクセスし、今度は「Access the Sandbox」のリンクから
Voltsandbox3

ログインを求められるので、登録時に入力した 「名 姓」と「パスワード」を入れます。
Voltsandboxlog-in

いざ、入ってみると。あれ?
VoltsandboxWelcome
「ようこそ」ですと?
なんと、sandboxそのものは日本語表示だったりします。

この作文で本当にお伝えしたかったのはこの点です。

軽く検証してみたところ、必ず日本語になるわけではありません。
ブラウザの設定言語にあわせてsandbox上のインタフェース言語が自動的に決まるみたいです。
すなわち、ブラウザの言語が「日本語」である方には日本語で表示されるかと

英語と付き合わなくてはならないのは、登録時とログイン時だけだったようです。

後は日本語ベースのメニューで、存分に開発をたのしんでいただければ。
以上、「お試しサイトは日本語OKですよ、やらない理由はないかも?」というお話でした。