第21回、3月の「のの会」を振り返ります。
@関数Talkとしては第20回。
第2回のトークで語ったことにこじつけて
時間の調整に使われる @Adjust について確認しました。


3月の会では、@Adjust から派生した、「日時定数」のお話のところで参加者からの質問があり、その場で一緒に検証してみると意外なことがわかって「えーっ」と声があがりました。

要はこんなことが分かった感じです。
「日付だけの定数には、48時間近い幅がある?」

その時の会場での検証方法と、たぶん式は違うんですが、
例えばこんな式。

@Adjust([2020/01/01];0;0;0;23;59;59)

戻り値は 2020/01/01 です。

ところが

@Adjust([2020/01/01];0;0;0;-23;-59;-59)

こちらの戻り値も 2020/01/01 なのです。

もちろん、時間まで明示された式では、戻り値は期待通りのものを返します。

@Adjust([2020/01/01 00:00:00];0;0;0;0;0;-1)

戻り値は 2019/12/31 23:59:59 、という感じです

ひとつ前の式と違い、たった1秒しかマイナスしていないのに、きっちり日付も変わっています。

どうやら、日付だけの日時定数と、日付+時間 の日時定数は内部値が同じではないと考えたほうがよさそうです。