2014年10月17日に実施されたテクてくカフェについて、当日の様子や感想を記しておこうと思います。

いつものIBMスタッフに加え、事前準備と進行ではXPages Extension Library Japanのメンバーのお世話になりました。

あらかじめ伺っていた予約数は20人くらい。
ただし自分のような「申し込みしない常連」がテクてく夜会にはけっこういる。
普通に考えて、予約キャンセルも2、3割あるだろうな。
だからやっぱり、20人くらい?

ところが開始の7時に近づくと人数がふわっと増え、40人少々来られたようです。
用意した席が埋まってしまい、まだ入ってくる方が。うひゃーどうする?
あわてて追加のテーブルを2つ搬入し、椅子も見つくろい。模造紙も足んない?
フリップチャートで間に合わそう。等々スタッフは大わらわ。
ともかく応急処置で増設し、「うれしい悲鳴」という言葉に、儲かるけど忙しい、という以外の用い方もあると知りました。

「果たして会話がはずむのかな」という懸念もしてたのだけど、そんな慌ただしさも熱気の一つになったのか、始まってみると、どのテーブルも会話が途絶える様子がありませんでした。

テーマは「IBM Notes/Domino はレガシーなの?」

今回、テーブルに加わって自分の意見を云う機会はなかったのでここに書きますが
自分自身、Notes/Dominoが、「全くレガシーではない」とは思っていません。
ただし、旧いからもう役立たん将来性ないぞ、という意味の否定形レガシーではなく、
未来と過去を両方カバーしており、その過去にスポットを当てればレガシーも維持してるよということ。
ソフトとしてのキャリアの長さから、過去資産継承に関して太刀打ちできる競合はない、と、おそらく断言できるでしょう。

と、余談は置いて。実際に会場ではどんな意見アイディアが出たのか。

この会の成果物は、表面的には、各テーブルで、話し合いとともに思い思いに書き込まれた模造紙やフリップ。
テクてくサイトにて公開されたPDFの中にその書き込みたちの集合写真があります。細かい字は見えませんが、熱気みたいなものが伝わると思います。
撮影した元の写真1枚1枚は私が持っていて、細かい言葉も拾えるのだけど、テーブルに直接入らなかった自分が、ここから印象に残ったフレーズをほいほい取り出して紹介するのはあまり意味を持たないような気が。。
実際のこの会の成果物は、テーブルに参加した皆さんが、それぞれの胸に落ちたアイディアひらめき、場合によっては新たな課題モヤモヤ感などでは。もちろん一人一人異なりますが。できれば、参加した方がその立場で、どこかにシェアいただけたらありがたいなぁと思っています。

さて残念だったのは、参加数は増設したテーブル分すら少々上回り、参加者を優先されたIBM社員の皆さんが、取り巻きとしてテーブルの様子を観覧するような形になってしまった、テーブルに入って話し合いに参加できたIBMの方がとても少なかったこと。
各テーブルから出てきた意見の中には、IBMさんの取り組みに対する期待要望「頑張って」と云ったものがチラホラあったのだけど、当のIBMの方が交わることで、どんな取り組み方ができるかが、よりクリアに共有できたんじゃないかな?と。
さらに欲を言えば、もう少しNotes/Dominoから距離を置いた立場の方が居られてもよかったですね。

とまあ積み残しはあるものの、そこそこの盛り上がり感と一体感を得て、初回としては成功と云わせて頂けると思います。初回と書きましたが、2回目以降のリベンジチャンスをまたの機会に、頂ける、かな?