ノーツアプリケーション(データベース/DB)を作る際に、
この作文ではフレームセットと、ページと、アウトラインを用意します。
最低限必要な設計要素はフォームとビューです。
この2つがあれば、ほかの要素がなくとも、それなりにきちんと利用できるアプリケーションが作れます。
実際、ほかの後発といえる設計要素たちをほとんど使わずに作成され利用されているアプリケーションも結構多いです。
20年位前に、Notes/Dominoのインストラクタをしていましたが、開発コースにおいて、R4と呼ばれるバージョンのシリーズまでは、ほぼフォームとビューだけでDB構築できる内容であったと記憶しています。
さて、そこから少し先のお話をしたいと思います。
すなわちフォームやビューなどの部品は、別途つくってあるとします。
この作文ではフレームセットと、ページと、アウトラインを用意します。
まずはフレームセット
仮に「MainFrameset」とでも名づけます。
作成画面でレイアウトの選択を行う際は、3フレームのこの形を選択します。

個々のフレームに名前をつけますが、この際に右下のフレームは必ず
「NotesPreview」としておきます。(その理由は中野さんの記事をご参照)
フレームセットについてはいったん置き、
次にアウトラインとページ。
適当な名前でアウトラインを作成したら、まずは「デフォルトアウトライン」を設定します。
作成済のビューやフォルダのエントリがこれで自動的に設定されるのですが、
でも、エントリは「その他のビュー」「その他の個人ビュー」などの"その他"始まりのものを残し、消してしまってもかまいません。
次に、「アウトラインの使用」ボタンを使います。そうするとアウトラインを含むページが出来上がります。このページにも適切な名前を設定。
アウトラインに戻って、左側のフレームに前述のページを設定します。
これでとりあえずは追加したいフレームセット・アウトライン・ページがそろいました。
個々の設計要素で設定したいプロパティについては「その2」にて。