Notesのフォームには「WebQueryOpen」というイベントが用意されています。
@Command([ToolsRunMacro]; "(エージェント名)")
こんな式を書いて、Webブラウザから、そのフォームの文書を開いたときに、起動するエージェントを指定します。
でも、たしか、昔はありませんでした。
Notesが最初にWeb対応したのはR4.5 あたりのバージョンからだったと記憶していますが、
この時点ではフォームに「WebQueryOpen」はなかったと思います。
代わりに「$$QueryOpenAgent」という予約フィールドを使うことができました。
…「できました」というのは正しくないです。
現在のヘルプには載っていませんが、Notes/Dominoはめったなことで、過去からの機能を捨てたりしないことで知られています。やってみた限りは、今でも使えます。
表示用の計算結果でよいと思いますので「$$QueryOpenAgent」フィールドを作成し、式として
"(エージェント名)"
で指定すればよいようです。@Command([ToolsRunMacro])がつかない分、むしろ単純です。
さて、上記のようなことは、かつては、ネット検索すれば情報を見つけることができたのではないかと思うのですが。。
- 「WebQueryOpen」イベントで事足りるせいか・・
さらには、Web化はフォームより XPages で行うことの方が多くなったせいか・・
今のネット上に「$$QueryOpenAgent」フィールドを説明している日本語は、見つけることができませんでした。
おそらくNotesのWeb化を体験した方でも、ご存じない方のほうが多いのでは。
それで、ここに書いた次第です。
書いた意図はもう一つありますが、それは次の作文にて。