abOut.nsf

新旧かまわず、またお役立ち度にあまりこだわらずに、 拡張子がnsfであるNoSQLなデータベースファイルと、それを扱うコラボレーション製品に絡んでのあれこれを。

6月の「のの会」でのトーク、スライドの枚数はいつもより多めですが、私のスライドはページ当たりの情報量が薄く、やたら大きなコマわりでページ数を稼いでいた一部の少年マンガのようなもの、さほど中身は濃くありません。
@関数Talkとしては13回目。


DEFAULTキーワード

私は、過去の開発・改修で、使ったことも、見かけたこともなかったので、
会場の皆さんも使ったことないでしょう?、
という予想をして臨んだのですが、IBMチャンピオン以外にも、「あ、そういえば使ったことある」何名かの手が上がりました。

関数の使い方として、ヘルプには3つ挙がっているのだけど、そのうちの1つしか実際の用い方を見つけられていないというのが私の現状です。
また確認できた使い方も、式の組み立てがより簡潔になるという以外の活用法が見つからないかな、と、引き続き探したいと思います。


Let(LotusScript)

脱線してロータススクリプトのステートメントについて。
実は、ロータススクリプトでの変数の代入にはLetというステートメントが隠れているというお話。
多くのベテランの方には既知だったのかもしれません(私は知らなかったけど)。とくに、VBに詳しい方にとっては。(ロータススクリプトはVBに準じた仕様で作られているので)


@Platform

このPCのOSは何?このサーバーのOSは何?というのを、見分けることができる関数なのですが…
いま現在、変な特徴を持った関数といえそうです。
スライドに出しましたように
  • 現状、古いバージョンしか表示できないOSがある(Windows)
その一方で
  • サポートされたばかりのデバイスに対応している(iOS)
iPadで利用できるNotesのクライアントアプリ「IBM Domino Mobile Apps」は、この(2019年)4月にようやくリリースされたアプリです。
「のの会」会場では、吉田さんに実機で見せていただけましたが
きちんと「iOS」が表示されるのを確認できました。


なお、こちらに書きました背景によるのですが、前回からNotesの検証には、10.0.1 英語版を使用しています。今回切り出しているDesignerのショットのように、製品画面は当面、英語版での提示になると思います、ご了承のほど…。

5月の「のの会」では、2つ前の回でやり残した感を持っていた「@Middle」「@MiddleBack」について改めて各引数の組み合わせパターンを確認しました。
@関数Talkとしては12回目。



3回にわたって「@Right」「@Left」「@Middle」および、それぞれに「Back」がつく名称の関数を扱いましたが
当初思っていたほど各関数間の動きに統一性をみつけられておらず、しかしまだ何か最小公約数的な説明のつけようがあるのではないか、というのをまだ気にしています。

発見したことを"@Randomに"、順次報告してゆくスタイルをとっており、あらかじめ6つの関数の動きを押さえたうえでトークを開始していれば、この3回分はもっとわかりやすい構成になったろうと思いまが、とりあえずはおゆるしください。

なるだけ共通の考え方で、もっと短く胸に落ちやすい解釈を見つけ、将来改めて説明できたとしても、@MiddleBackの不可視文字君だけは、例外として扱うしかなさそうですけど♪

6月の作文にて恐縮ながら、こちらは4月の「のの会」の補足。

3月に行った@Middle、@MiddleBackのお話が中途だったので、4月は続きをやるべきじゃないの?と、思いましたが、一回休みとさせていただきました。。

平成最後を締めるべく、中野さんがNotes/Dominoの改元対応に伴う日時表示のお話をされ、
直接リンクしないものの、私のパートでも何となく日時関数のお話をさせていただきました。「@関数Talk」としては第11回。



@Created
@Modified
「作成日」と「最終更新日」の@関数です。
    いえいえ。
    たしかに、メニュー上でも、そう表示している箇所があるけれど(スライドの4、5ページ目ご参照)
    厳密には「作成日」と「最終更新日」ですね。

    主として、「@Modifiedをフォームで使用した場合に、使い方によっては実際の更新日時とは違う値を出してしまうこと」にフォーカスさせながらお話しさせていただきました。一見おかしく思えるそのふるまいは、保存時の動作を考えた場合に、決しておかしな仕様とは言い切れないことも申し上げたかった次第ですが、そこまでうまく伝わったかな…。

    関連して…
    フォームに計算結果で置いた@Modifiedは、$Revisionsフィールドの最後の値と一致することに触れました。(スライド14ページ)
    $Revisionsは日本語で言うなら「保存履歴」でしょうか。
    この日参加していたコミュニティの大御所・御代さんから、
    $Revisionsに触れるんなら、その「エントリー制限」にも触れようよ、というリクエストが。

        @関数から少し外れますが
        この作文で補足しますと、標準の設定では文書を保存するたびに履歴が追加され増える一方であるところ、
        データベース(アプリケーション)のプロパティで保存する履歴のエントリー上限を設定することができます。
        10にすれば最大10件。履歴が10件に達すると、以降は保存する都度、最も古い先頭の履歴が消され、10件に保たれます。

        初期設定は0ですが、これは「履歴の数を制限しない」という意味です。
    イメージ 1
        したがって設定上は、$Revisionsに全く履歴を保存しない=0件にすることはできないわけです。
        新規保存時を除き、最低でも1件は履歴が残ることになります。


    最後に、「作成日」「更新日」に使用可能な式とフィールドの種類の組み合わせについて触れました。
    (スライド16ページ~)
    可能な組み合わせを一通り挙げたなかで、赤丸をつけているのが、私が適切と考えた組み合わせになります。
    赤丸の基準については会場でもあまり触れませんでしたが、以下のようなところかと思います。
    • 「わかりやすい」
    • 「計算回数が少ない」…作成時の計算結果は1回しか計算しないので
    • 「日付だけでなく時間も残る」…@Todayは時刻が残せません
    • 「サーバーの日時が取得できる」…@Todayは常にクライアントの時間になってしまいます
    なお、@Nowでサーバー日時を取得するためには、以前(第2回のトークで)少し触れた[SERVERTIME]引数の使用が必要になります。

    こちらは3月開催の「のの会」でのスライドとメモ。「@関数Talk」としては10回目です。


    @Middleと@MiddleBack
      2月に、「文字列の左右を取り出す関数」を扱いました。
      そうなると、親類である「文字列の途中を取り出す関数」もつづきとして見ておかなきゃなと、ここで出してみたのですが、スライドで触れてるように私もあまり使った記憶がありません。

      「左右を取り出す関数」を複数組み合わせれば、代替できてしまうせいか、この2つの関数を使ったことがある方、会場にもあまりいなかったように思います。
      特に@MiddleBackを使ったことのある方はNotes開発者でも少数では。というのは、スライドに出した「不可視文字」の件、みなご存じなくて大ブーイングでした。

    @Statusbar
      私は、printは以前から知っていましたが、printのヘルプにも、やはりクロスリファレンスがなく、@Statusbarのほうを長らく知りませんでした。。

      メッセージを出す関数です。が、プロンプトが出るわけではなく、ステータスバーに指定のメッセージが表示されるだけです。

      「目立たない」という宿命をかかえています。

      printのほうでは、かつて、sleepと組み合わせることで点滅させてメッセージを目立たせる、という方策案を提示したことがあります
      実はこのtalkの準備段階では、同じような目立たせ方を@Statusbarでできないかな?と調べていたのですが
      式言語にはsleepに該当しそうな@関数が見つからず断念。とはいえ今でも探索中です。

      そもそもこの関数では、複数値を表示できることが提示されています。が、例えば
      @StatusBar("A": "B": "C": "D": "E": "F")
      やってみると実質確認できるのは最後の"F"のみ。複数扱える意味は?とこれまた模索中です。

    なお、スライド中でも触れたように@Middleと@MiddleBackについては、準備の時間切れで中間報告のようになってしまいました。
    第2弾のお話は、1回置いて、5月の「のの会」にて。

    続きを読む

    ヤフオクで入手し、届いたPCが手元にあり、
    「Domino Designerを入れよう。バージョンはとりあえず「9」でいいや」

    Domino Designerは2009年から無償化されており、IBMさんのDeveloperWorks内にダウンロードページがありました。
    Notes/Domino 10がリリースされた昨年10月以降、何度かダウンロードページをチェックしていましたが、ダウンロード可能なバージョンは、9.0.xや8.5.xといった過去のリリース番号のままでした。

    それでいいやと、そのDomino Designer無償ダウンロードページを利用しようとしたわけですが、ところが、見つかりません。検索しても過去記事のリンクをたどっても、結局、別の新しいページにリダイレクトしてしまうのです。

    そもそもIBMさんのDeveloperWorksが名称変更(IBM Developers)とともに模様替えされてるので、その影響なのか…。
    見つけられるのは「購入済の人向けの正規なダウンロード」か「30日間トライアルのダウンロード」のページのみ。

    あきらめかけましたが、過去の作文が目に入り、そういえば「Community Serverのダウンロードページ」にもDesignerがあるんだった!と思い出しました。
    過去作文内のリンクも、今は別のURLにリダイレクトされてしまうのですが、リダイレクト先のサイト内にCommunity Serverのメニューはあり、そこからDesignerがダウンロードできるようになっていました。


    経緯はいいから結論だけ早く書け!と怒られそうですね。

    リンクはこちらです。


    まず、先に画面右上でIBM IDへのサインインを済ませたほうが無難かもしれません。
    イメージ 2

    というのは、ページ内のこのリンクをクリックするのですが

    IBM IDにサインインしないうちにクリックすると、なぜか30日間トライアルの申し込み画面が表示されます。
    イメージ 1

    ここでLog inをクリックしIBM IDにサインインしてもどうやら大丈夫なのですが、ちょっとどっきりさせられます。

    いずれ、次のページで「HERE」というリンクをクリックし、
    イメージ 6

    さらに次ページで所属を選択しライセンスに「I agree」すると、
    イメージ 7

    Community Serverを含むダウンロードの一覧が表示され、
    イメージ 8

    Download Director と http の2つの方法(タブ)がありますが、慣れない方はhttpのほうが楽かもしれません。

    Domino Designerはリストの中からこちらを選択。
    なんと最新の10.0.1です。
    イメージ 3
    かつ、Future Pack1も用意されています。
    イメージ 4
    こちらをダウンロードしてください。

    本作文の主旨ではないのでインストールの仕方は略しますが、小野さんが紹介している日本語版の画面が英語になったもの、という理解でおおよそあっていると思います。

    最新の「10」がインストールできて、めでたしめでたし。
    イメージ 5

    と行きたいところですが、一つ課題がありました。

    つまり、ここでダウンロードし、利用できるのは英語版のみです。
    イメージ 9
    メニューが日本語でないと使いづらい、という方はごめんなさい。

    個人的には…過去に外資系のお客さまで英語版Notesでのサポート業務になった経験があり、初め戸惑ったものの、自分は数日で慣れたため、また慣れずに困っているユーザーさんも見かけなかったので…英語メニュー?何とかなりますよ、と小声で主張しておきたいと思います。


    まとめると、
    • 従来の形でのDomino Designerの無償ダウンロードページは、もうないみたい
    • 代わりに、Community Serverのダウンロードページが利用可能
    • バージョンは最新版のみで、Future Packもある
    • ただし、英語に親しんでください

    さしあたって、平成最後の日である今日現在のダウンロード状況について記しました。今後、サイト自身がIBMさんからHCLさんに、ごっそり移管されるのでは、と考えると、この形態も長くは続かないかもしれないことを留意いただきたいと思います。

    規約を踏まえ、非生産的利用に限るとのルールを、守ってご活用ください。
    …ライセンスを持たない方が業務で使うなどはしない、ということかな?と思います、違ってたら教えてください…

    続きを読む

    周回遅れです!首題、2019年最初の「のの会」は2月でした。せめてぎりぎり3月中にあげておきます。
    @関数Talkとしては第9回。



    この回のメインは@Right, @RightBack, @Left, @LeftBackの4つでした。

    これらの使い分け方を一度整理してみたかったもので、その私的整理?の結果は30ページ目に集約されます。
    このスライドでは、2つ目の引数が数値であるものと文字列であるものとを、「数値タイプ」「文字タイプ」と呼び分けていますが
    ご覧いただいて分かる通り、「数値タイプ」と「文字タイプ」では、探索の向きが一致していないことが少々わかりづらいです。

    のの会の時には、この不一致は疑問だけで終わってしまいました。
    あとで思いついたことを、ここに追記したいと思います。

    これら関数での「Back」の概念を、こう規定してはどうでしょうか。
    • 数値タイプでは、関数名が示す側がFrontで、反対側がBack
    • 文字タイプでは、文字列は左から右に読むので、常に左がFrontで右がBack
    この関数を作った人がそう考えたかはわからないので、ややこじつけっぽいけど、上記を念頭に、
    • @Right, @LeftはFrontが起点、@RightBack, @LeftBackはBackが起点
    • 常に関数名が示す側(Right/Left)の値を返す
    以上4点にまとめると、言葉の上でもなんとかこの4つの関数を整理できるかな、と思います。


    次に@ThisName

    第8回での扱いがぞんざいだったので、補足を致しました。
    自分があまりこの関数を積極利用してこなかった理由についてざくっと触れ、私のスライドはここでおしまいです。

    のの会ではこのあと、Tさんに追加発表をお願いしました。こちらをご参照いただきたいと思います。

    さらに、のの会オーナーのOさんからも即席での事例出しがあり、私の知らなかった@ThisNameの世界が広がったところで発表終了と相成りました。

    ノーツアプリケーション(データベース/DB)を作る際に、
    最低限必要な設計要素はフォームとビューです。

    この2つがあれば、ほかの要素がなくとも、それなりにきちんと利用できるアプリケーションが作れます。

    実際、ほかの後発といえる設計要素たちをほとんど使わずに作成され利用されているアプリケーションも結構多いです。

    20年位前に、Notes/Dominoのインストラクタをしていましたが、開発コースにおいて、R4と呼ばれるバージョンのシリーズまでは、ほぼフォームとビューだけでDB構築できる内容であったと記憶しています。


    さて、そこから少し先のお話をしたいと思います。
    すなわちフォームやビューなどの部品は、別途つくってあるとします。

    この作文ではフレームセットと、ページと、アウトラインを用意します。


    まずはフレームセット
    仮に「MainFrameset」とでも名づけます。
    作成画面でレイアウトの選択を行う際は、3フレームのこの形を選択します。
    イメージ 1
    個々のフレームに名前をつけますが、この際に右下のフレームは必ず
    「NotesPreview」としておきます。(その理由は中野さんの記事をご参照)

    フレームセットについてはいったん置き、
    次にアウトラインとページ。

    適当な名前でアウトラインを作成したら、まずは「デフォルトアウトライン」を設定します。
    作成済のビューやフォルダのエントリがこれで自動的に設定されるのですが、
    でも、エントリは「その他のビュー」「その他の個人ビュー」などの"その他"始まりのものを残し、消してしまってもかまいません。

    次に、「アウトラインの使用」ボタンを使います。そうするとアウトラインを含むページが出来上がります。このページにも適切な名前を設定。


    アウトラインに戻って、左側のフレームに前述のページを設定します。

    これでとりあえずは追加したいフレームセット・アウトライン・ページがそろいました。
    個々の設計要素で設定したいプロパティについては「その2」にて。


    のの会の第10回
    、@関数Talkとしては8回目のスライドとなります。

    先に@ThisName@ThisValueを扱いました。
    この2つの関数はほぼセットのように、Notes/Domino 6 から実装されたもの。もう15年以上前のことではありますが。
    私は@ThisValueのほうはよく使うのですが、@ThisNameの方はさほど使用しないので、このプレゼンの中でも扱いが地味です。うまく説明できませんでしたが、ヘルプの例に載ってるような使い方には微妙な使いにくさを感じており。
    が、会場では、「@ThisName? 使う使う」という声がちらほら。ここは後でもう少し掘り下げられるかも。S社のTさんからはこんな使用方法があるという話があったので、次回見せて欲しいとお願いしました。

    続いて@Failure。入力が正しくない時に、エラーメッセージを出す関数だという印象がありますが、プレゼンの方で説明してる通り、どうやらこの関数自体は、ただ値を返しているだけで、何もしていないようなのです。
    エラーメッセージを出しているのは、フィールドの入力確認式の方。こう考えると分かりやすそうです。
    入力確認式とは、数値フィールドのようなもの。
    だから数字が指定されればオーケーだけど、文字が指定されるとエラーになります。
    ただ、そのエラーメッセージは、「数値でなければなりません」といった常套句の代わりに、指定された文字列がそのまま表示される。という感じです。

    10月開催分の第8回「のの会」は、前の作文でふれた「Domino V10 リリース 歓迎パーティー」に参加、という位置づけだったため、この回での@関数ばなしはナシ。
      
    11月14日の第9回「のの会」にて次のトークを行わせていただきました。


    今回でいえば、めそ凹氏と中野さんの濃ゆいお話の合間に、毎度ながらさらっとしたお話です。今回は突っ込みどころも満載だった模様😅


    前回の続きという体裁をとらせていただきましたが、扱った関数は「SELECT」。@で始まらないけど@関数の一覧に含まれています。

    ビューの選択式をネタに、そもそも「選択するかどうか」も式で指定できてしまう、というご報告をさせて頂きました。
    このネタがどう役立つの?と言われれば、具体的な応用・利用シーンについては当方も案はありません。選択式の構造・性質がほの見えて、理解が深まったでしょ?ということにして、お茶をにごしておこうと思います。

    続いて類似の「@Select」。
    私は、この関数の有効な使い道が思い浮かばず、「ね、使えないでしょ」という合意を得るつもりで取り上げました。
    しかし、会場からのご指摘で、けっこう使いようがあるという結論になったのはスライドに追記した通りです。
    内心慌て、もう少し調べてから話すべきであったと、少々きまりが悪かったのですが、おかげで認識は改まりました。

    これまで、式で今日の曜日を表現するには、こんな式を使ってきました。(おそらく同様にされていた方が多いと思います)

      tmp := @WeekDay(@Today);
      @If(tmp = 1; "日"; tmp = 2; "月"; tmp = 3;"火"; tmp = 4; "水"; tmp = 5; "木"; tmp = 6; "金"; tmp = 7;"土"; "")

    これが、@Selectを使えば、スライドであげたシンプルな式で済むようになります。

    先月9日、フランクフルトでのイベントを皮切りに世界各地でNotes/Domino 10が発表されました。
    日本では10月10日東京での Notes/Domino Day。
    以下はSNSからの転記です。


    ハイライトその1

    イメージ 1

    Notesの iPadアプリは IBM Domino Mobile Appsとして登場予定。
    (以前発表されていたものが名前を変えたものなのか、以前のものは以前のもので別ものとして出されるのかは、未確認)
    (例によって #IDMA とか呼んじゃうのかなあ😕)



    ハイライトその2

    イメージ 2

    IBMらしくない?と内外ともにいわれそうなディスカウント❗💛💛



    ハイライトその3

    イメージ 3

    ドミノ デザイナーとは別に❗#DOMINO10 APPDEV PACK というのが出ますよ😳



    ハイライトその4

    イメージ 4

    表面上はバージョンアップがなかった期間も、#NotesDomino の拡充は継続してました。ので、こうした”右肩上がりの図”が存在しない期間はなかったと思います。そして今回の図では、V11まで明示。ポイントは、これまでのこの製品の性格上は、相対的に光が当たらなかった”コードレス”の拡充



    ハイライトその5

    イメージ 5

    イメージ 6

    イメージ 7

    その夜は有志応援団による Domino V10歓迎パーティーが行われましたが、IBMさん、パートナーさん、ユーザーさん、海外ゲストもまじえ、ものすごい盛り上がり方、有志やスポンサーの粋な差し入れや景品類、個人的にも意味なくご機嫌になれてしまった素敵な場でした。

    周回遅れをすこし取り戻さねば。9月の「のの会」スライドをあげておきます。

    いつもの、3つ個別にお話させていただくスタイルではなく、
    4つの@関数について、この4つは機能的に同一ではないのか?と
    まとめてのお話を致しました。

    まずはスライドをご覧ください。

    発表中に、会場に初参加した御代さんから、開発者の便宜を考えて関数としての表記を分けているのではないか、といった解説がありました。

    中野さんからは翌日にTwitter上で検証報告がありました。
    今回取り上げた各関数(@All、@True、@Yes、@Success)とも値「1」を返すことの簡単な裏付けで、4つの関数を足し算すると4になるとのこと。
    続きのやり取りもあるのですが、見たい方は、
    Twitterで中野さん(@harunakano)ないし、のの会(@Notes_Knows)を、ぜひフォローいただき、9月13日ごろのスレッドをご確認ください。

    中野さんはこの回にて2つの発表をされているのでこちらもご参照を。

    ご参考ですが、式言語の世界で「同一疑惑」を検証したのは今回が2回目で、
    テクてく夜会の年末トークで、こんな報告をさせてもらったことがあります。

    機能的に同一の関数やコマンドは、他にも見つけられるかもしれません(笑)

    ついに周回遅れの作文です。スライドとしてはアップ済でしたが、こちらは8月の「のの会」でお話させていただいたものから。「@関数Talk」としては第5回です。


    5ページ目で「私は今まで知らなかった…けど、」と記しているのは、

    @TextToNumber 関数が、後ろに純粋な文字が入っていても変換してくれること。

    のの会参加者は初心者ばかりではなく、ベテランさんが結構おられるのですが、
    トークの際に確認すると、知らなかったのは私だけではなく、皆さんお気づきではありませんでした。
    次ページで出したように、ヘルプに堂々と書かれているのですが、意外と見過ごしているみたいです。

    会場で、こんな問いかけがあがりました。

    3桁ごとの「,」や、小数点としての「.」が文字に含まれていた場合も、@TextToNumber は、これを解釈してくれるだろうか?
    また、小数点「.」は、整数部の数字がなくても、これを0と解釈してくれるのかな?(Excelの数値入力のように、「.1」は「0.1」とみなしてもらえるかな)

    これについて、小島さんがご自身のPCにてその場で検証・即席レポートしてくれました。
    右の列には、私のスライドと同じく「数値化して1,000倍にする」式が入っています。
    イメージ 2

    総じて、文字を左からみて、「数値として解釈できる範囲まで」を切り出して数値化してくれてるようだ、というのがこの時の会場での結論でした。


    第4回のときよりも、さらにのろくて恐縮ですが、首題の第5回 のの会 はひと月以上前、7月上旬でした。

    当日行った@関数Talkのスライドの公開版はあらかじめSlideShareへアップしていましたが、改めてリンクを掲示します。
    のの会の第2回から開始しているので、トークの回数としては今のところ「のの会の回数-1」です。

    @AttachmentNamesについては「使いましょう」というのが趣旨です。最近サポートされた「添付ファイル名を索引に含める」もディスカッションによればnotes.iniの引数が必要だったり等の条件があり、この関数をフォームに入れておく方がまだ何かと便利そう。

    @DocMarkの処では、SaveOptionsフィールドとの絡みで、文書編集中に使えるかというご質問がありました。スライドに載せてませんでしたが、実は試していました。結果、SaveOptionsとは関係がなく、やはり文書画面内では効果がない関数っぽく思われます。

    7月4日にノーツコンソーシアム主催で実施された「IBM Notes/Domino v10 意見交換ラウンドテーブル」に参加させていただきました。
    (↑リンクは開催案内で、もうイベントが終了しているため、いずれリンク切れの可能性があります)

    案内には来日したIBMの2氏を迎えてのラウンドテーブルである旨が書かれていますが、実際に会場に入ってみると、正面に並んでいるのは4人の外国人。あれ、告知よりふたり多いよ?
    参加者は7名だったので、どこかの少人数教育のような構成比に少々ビビりました。

    私が参加した動機はといえば、前日に行われていた「IBM Notes/Domino Day 2018 Summer」に都合で参加できなかったので、翌日もセッションがある?よーし、代わりに…と申し込んだものです。その意味ではNotes/Domino 10の情報収集目当て、だったかなぁ。

    会場には、せっかくNotes/Dominoの責任者がこられるのだからこの機会に一言伝えたい、と何らかのメッセージをもった方ばかりが集まっていたように思います。というのは、みなさんご指名がなくともいつの間にか自ら発言質問されていて、司会役のIBM臼井さんが、「阿部さんはいかがですか?まだ話されてないですよね」
    そう、ひとりだけ指名を受けて最後に発言したのが私でした。

    私が話したのは、Notes/Dominoの既存アプリケーションを多数抱えている企業では、個々のアプリの設計メンテナンスに苦労しているということ、(そんな伝え方で云ったかどうだかは忘れましたが)、コードを駆使して複雑な機能を実現したアプリが増えれば、対応する言語が増えれば、その分既存アプリの面倒を見るのに必要な技術者のハードルも高くなってしまわないかということでした。
    回答としてはEducation(教育)の強化が大切だと認識しているようなお話でした。

    実は時間と言葉の壁のせいでその続きが話せなかったのですが、幸いにもNotes/Dominoには分析メニューやTeamStudioのような製品で設計のコードを容易に洗い出すこともできるので、できればWatsonでコードを比較解析して設計内容をDomino環境全体の設計資産管理のハードル下げられないかなと思ったのでした。


    加藤さんのブログに記されているように、プロモーションに関するお話というのが最も白熱していました。加藤さんのような英語に堪能な参加者の方もおられたのですが、日本語で伝えたいパートナーやユーザーさんは何とかご自分の切迫感をニュアンス的なものも含めて伝えられないかとがんばりIBMの方も懸命に訳されている、そんな場でした。
    言葉の壁をもう少し補うためには…できればこれは、セッションが終わったあとに、有料オプションがあるといいかな?と思いました。要はお酒の入った続きの場があると、なおいいなあ、ICS(旧Lotus)のキーマンとそんな気軽に乾杯していいかわかりませんが、かつ通訳役の日本IBMの方が夜まで大変ですが、それがその時の何となくの感想でした。

    印象に残った回答を1つだけ
    プロモーションについては、どんなプロモーションが欲しいのかが国によって違うので要望してほしいといわれていたこと、特に日本はすごく大事なマーケットと認識されているそう。

    10月に登場するV10だけでなく、2019年予定でV11という計画がすでに発表されています。ということは、こうしたラウンドも引き続き行われてゆくものと想像しています。もしまた実施されるとすれば、できれば思いをもつユーザー・パートナーにはしまい込まずにぜひご参加いただきたいのと、日本のIBMさんやNotesコンソーシアムさんには、実りのある場ができるよう引き続き工夫いただけたら嬉しく思います。


    昨年(2017年)9月から半年強のNotes/Dominoまわりの動きについて、
    その1」として、リンクを集めるような体裁で時系列に並べました。


    さて、競合する他ソリューションのサイトでは、こんな説明をよく目にします。

      "Notes はさまざまな企業で用いられ、一時代を作った功績ある製品だが、近年は変革の波に取り残され、以下のような弊害が…" 云々
        こんな説明を見るたび、30年以上前の話で恐縮ですが、私の予備校生時代の国語の先生が、「持ち上げておいて、落とす」という論じ方が説得効果を生む、という話をされていたのを思いだします。

    弊害として挙げられている問題点については、不正確と感じるものもあれば、まとを得ているものもあり、但しNotesの特長と表裏一体という側面があります。
    それについては、小島さんの反証や佐藤さんの比較資料が参考になります。
    (それぞれ2,3年前のものなので、他ソリューション側を含め、現在の状況とはややずれる可能性があることはご留意ください)


    加えて、昨年9月以来の動きを踏まえると、競合ソリューション側からよくあげられる欠点のうち、次に関して、ある程度緩和された、ハードルが下がったのではないかと思います。

      「Notes/Domino にはクラウドのサービスが乏しい、オンプレミスでしか使えない」

      「Notesはモバイル対応のハードルが高い、手間暇かかるWeb化かXPages化が必要だ」

        Domino Application on iPad 改め HCL Nomadにより
        クライアント用に作成された従来型のアプリケーションが
        そのままiPad上で動作、式言語やLotusScriptも動作
        既に3月のイベントでiPad実機デモが披露されたほか、iPhone版やAndroid版の準備情報も

      「IBM自身、もうNotesをやる気がない、これ以上投資する気がない」

        Notes/Domino 10 の発表、と同時に #Domino2025 の旗印を掲げ、
        少なくとも2025年までの投資表明(さらに2030年までというお話も)
        そして、まだ 10が出ないうちに Notes/Domino 11 についても発表することで継続意思を念押し

    3点あげましたが、もちろんそれぞれの評価についてはいろいろあるでしょう。クラウドは内容や価格面で魅力あるサービスになるかどうか。
    また、やる気を出したのはIBMではなく開発パートナーのHCL社ではないのかなど。
    もともとLotus社の時代、Notesを開発していたのはIris社だったという前例もありますし。。個人的には総体的に投資が維持されるのであれば、中身がどの程度IBMかはそんなに問題ないのではないかと思います。
    ただ何となく市場への認知度は体感的にイマイチで、
    欲を言えばIBMさんには、現在の3倍~5倍くらいはアピールして欲しい。
    一方で、昨夏以前の姿勢より3倍~5倍くらいは良くなったとも思います。

    のろくて恐縮なのですが、首題の第4回 のの会 は20日以上前、6月上旬でした。

    当日行った@関数Talkのスライドの公開版をアップしたので、SlideShareへのリンクを掲示しておきます。
    今回のトークで一番うけがよかったのは@UserNameだったように思います。
    公開版のスライドでは除きましたが、あるQAサイトでのやり取りを参考に、
    @UserName(1)でNotesユーザーの別名を取り出せるためには、
    そもそもNotes環境内で別名が採用・設定されていて、
    かつIDファイルにもそれが反映されていなくてはならない、といった話をしました。

    @Textの項では、@Text(日付) を否定しているように取られるかもしれません。
    表示用の計算結果や計算結果テキストなど、一時的に表示する目的で使う場合には、利用者の(国の)環境にあわせて表示できることはむしろ親切だと思います。



    5月9日に3回目の「のの会」がありました。

    その、思いがけない熱気・感想については、また機会があれば書き足すとして~、

    前回に引き続き実施させていただいた、@関数をネタにしたトークのスライドを早めに晒しておこうと思います。こちらとなります。

     Notes/Dominoまわりで、まだご存じない方もいると思いますが、首題は3月より始まった新しいコミュニティになります。
    始まっているどころか、3月、4月と、もうすでに2回イベントが実施され、現在予定しているのは連休明け後の5月9日に行われる第3回です。

    その特徴をあげるとすれば

      プレゼンもあるけど、既存のテクてく夜会より、さらにざっくばらん

      Notes/Dominoのどちらかといえばベーシックなお話が主体

      お菓子をぼりぼりつまみながら話を聞ける(たぶん最大の特徴)


     第1回は、まずは参加者のひとりひとことに、けっこうな時間をとってなごむ。その後で、製品の最新動向を、Mat Newman ら3人の黄色い人がインパクトを残したノーツコンソーシアムFESTAの様子や、Webinar「Let's Get Real: What's in Domino v10. 」についてのピックアップ+解説で紹介されました。


     第2回はIBM Think 2018 からのフィードバック。発表されたDomino on iPadについて、会場で自由に動かして試せる状況など現場で撮った動画を見せていただきました。
    さらに、プレゼンが2つ行われ、中野さんのプレゼン「Notes的減量サバイバル」についてはご自身からの報告がこちらにあります。いかにNotesアプリケーション(データベース)の容量を節約するか、対策アプローチのさまざまについて切り口を整理して説明されているもの。個人的には、「シングルコピーテンプレート」実は知らなかったけど、試してみたいと思っているところです。

     もう一つは自分のプレゼンでした。式言語の@関数について語ろうよというお話をいただいており、手始めに拾った3つの関数の雑談です。


    いちおう、次も引き続き@関数の雑談をやらせていただけるようです。


     第3回はそのほかに、私のとは比べ物にならないくらい濃いであろう、LotusScriptのお話なんかも予定されています。

    それまで数年間は、停滞気味とも受け止められていたNotes/Dominoまわりで、昨年(2017年)9月以降から、いくつかの発表や動きがありました。
    まずはそれらを概観したいと思い、日本語で読めるブログ類を勝手にリンクさせていただき、まずはだらっとならべてみようと思います。

    【9月】数年ぶりに"Notes/Domino"を冠したIBMイベントでDAC発表

    【10月】Notes Domino 10発表
    【12月】
    【2月】"Mr.Yellow" Mat Newman氏来日
    【3月】IBM ThinkにてDomino Apps on iPad発表
    つづく

    1月31日に、昨年度より1カ月半遅く、IBM Champion のリストが発表されました。
    昨年まではIBMさんの製品分野別の発表であったところ、今回は全分野一斉の発表でした。のみならず、どの分野かを分けずにABC順にリストされていて、誰がどの分野のチャンプかは分からないので、少々戸惑います。この発表に先立って、選出されたご本人にはメールが届いており、それぞれSNSで報告くださってはいましたが、ICS(Lotus)分野で日本からは昨年と同数の6名が選出されたようです。下記はIBM佐藤さんの記事。
    Twitterに流れていた情報によれば、Cloud分野ではなんと32名もの日本人チャンプが誕生したとか。昨年、2017は12名くらいだったはず。この時も、いきなりICSの倍の数が選出され驚いたのが、今年はさらに躍進です。Cloud全体の5分の1近くが日本からの選出ということになるでしょう。そんなに日本人チャンプが増えては相対的な価値が下がらないかなとか、やっかみ半分で思ったり。
    ただその一方で。以前は、チャンプの選出には国別の枠のようなものがあるのでは、という噂を聞いたり、私も邪推したことが、正直なくはなかったのですが、それを払拭してくれた、ともいえそうです。

    発表レターには650人のチャンプが誕生したとあります。私は物好きになことに、リストをExcelにおとして、元のリストが3列ずつの表であるのをABC順のまま一列に並べ直し、人数を確認してみました。

    すると、あれれ?合計は629人。

    複数分野でダブル選出された方もいるらしいので、650は延べ人数で、ダブル選出が21人もいるのかな?
    でも、リストには同一人物と思われる同じ名前が2つ連続して並んでいるところも2か所あるのです。これも同じ人のダブル選出?
    それとも、事務都合で未発表のチャンプが何人か残っていて、後日追加発表される…とか?

    いずれ、今のところ正確なリストとは云いきれない感じが残ります。

    なお、お名前だけで、国籍ももちろん書かれてはいないのですが、今のところ、明らかに日本人のお名前だな、とわかる方は39人でした。

    ひとつ、喉につかえるように合点がゆかないままなのは、日本からICS分野で選ばれたのが7人ではなかったこと。トップクラスの貢献を、しかも周囲が逆境化される中で継続されたことから、確実視されていたお1人の名前がリストになかった。これがやはり不思議で…何かの手違いではないかな、日本のコミュニティのモチベーション維持とNotesの活性のために、欲を申せば、訂正もしくは前述の追加?をして欲しく思ったりもします。

    選ばれた6名のうち、5名は再任で、ここに関西から萩原さんが加わりました。再任の5名は東京サイドでコミュニティを支え、かつ技術的にも強力なアウトプット力を持つ面々です。一方、萩原さんは中小企業の利用側という立場を明確にされています。ブログは技術的な先端からの探求発表よりは、Notes/Dominoとしては既存の技術を主体としてアプリを構築する段取りと工夫を、分かりやすく案内紹介を続けておられます。私はNotesコンソーシアムでの萩原さんの活躍については詳しくないですが、ブログの更新頻度は今回のICSチャンプ中で群を抜いています。
    このところ、ともすれば、IBM Championってのは技術がすごいひと、と思われがちだったところを、製品のイメージアップやコミュニティへの貢献なんですよということが萩原さんの選出によって示されたように思います。

    なお今週、2月8日に今年のICSチャンピオンをお祝いする有志パーティーが行われますので、ご都合のつく方は是非。
    続きを読む

    ↑このページのトップヘ