ヤフオクで入手し、届いたPCが手元にあり、
「Domino Designerを入れよう。バージョンはとりあえず「9」でいいや」。
Notes/Domino 10がリリースされた昨年10月以降、何度かダウンロードページをチェックしていましたが、ダウンロード可能なバージョンは、9.0.xや8.5.xといった過去のリリース番号のままでした。
それでいいやと、そのDomino Designer無償ダウンロードページを利用しようとしたわけですが、ところが、見つかりません。検索しても過去記事のリンクをたどっても、結局、別の新しいページにリダイレクトしてしまうのです。
そもそもIBMさんのDeveloperWorksが名称変更(IBM Developers)とともに模様替えされてるので、その影響なのか…。
見つけられるのは「購入済の人向けの正規なダウンロード」か「30日間トライアルのダウンロード」のページのみ。
あきらめかけましたが、過去の作文が目に入り、そういえば「Community Serverのダウンロードページ」にもDesignerがあるんだった!と思い出しました。
過去作文内のリンクも、今は別のURLにリダイレクトされてしまうのですが、リダイレクト先のサイト内にCommunity Serverのメニューはあり、そこからDesignerがダウンロードできるようになっていました。
経緯はいいから結論だけ早く書け!と怒られそうですね。
リンクはこちらです。
まず、先に画面右上でIBM IDへのサインインを済ませたほうが無難かもしれません。
というのは、ページ内のこのリンクをクリックするのですが
IBM IDにサインインしないうちにクリックすると、なぜか30日間トライアルの申し込み画面が表示されます。
ここでLog inをクリックしIBM IDにサインインしてもどうやら大丈夫なのですが、ちょっとどっきりさせられます。
いずれ、次のページで「HERE」というリンクをクリックし、
さらに次ページで所属を選択しライセンスに「I agree」すると、
Community Serverを含むダウンロードの一覧が表示され、
Download Director と http の2つの方法(タブ)がありますが、慣れない方はhttpのほうが楽かもしれません。
Domino Designerはリストの中からこちらを選択。
なんと最新の10.0.1です。
かつ、Future Pack1も用意されています。
こちらをダウンロードしてください。
本作文の主旨ではないのでインストールの仕方は略しますが、小野さんが紹介している日本語版の画面が英語になったもの、という理解でおおよそあっていると思います。
最新の「10」がインストールできて、めでたしめでたし。
と行きたいところですが、一つ課題がありました。
つまり、ここでダウンロードし、利用できるのは英語版のみです。
メニューが日本語でないと使いづらい、という方はごめんなさい。
まとめると、
- 従来の形でのDomino Designerの無償ダウンロードページは、もうないみたい
- 代わりに、Community Serverのダウンロードページが利用可能
- バージョンは最新版のみで、Future Packもある
- ただし、英語に親しんでください
さしあたって、平成最後の日である今日現在のダウンロード状況について記しました。今後、サイト自身がIBMさんからHCLさんに、ごっそり移管されるのでは、と考えると、この形態も長くは続かないかもしれないことを留意いただきたいと思います。
規約を踏まえ、非生産的利用に限るとのルールを、守ってご活用ください。
…ライセンスを持たない方が業務で使うなどはしない、ということかな?と思います、違ってたら教えてください…
<2020May04追記>
IBMさん時代のサービスであるため、HCLさんへの業務移管後、IBMサイトでのメニューは消えつつあり、残念ながらこの作文で紹介のCommunity Serverによるダウンロードも今ではできなくなっています。
HCLさんにて相応するサービスができるのを待ちたいと思います。
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