去る、現地時間でいうと10月25日、日本では26日の私はたぶん就寝中だった頃に、Notes/Domino 10 のアナウンスがありました。
すでに加藤さんや小島さんが概略や期待をを書いてくださってます。
☑でも、遅すぎる?
すでに加藤さんや小島さんが概略や期待をを書いてくださってます。
で、本作文は、この発表にまつわる周囲の反応をウォッチしていての個人メモです。
☑変なウワサの払しょく
少し前まで、IBMさんはもうNotesに見切りをつけたのでは、という憶測、あるいは、IBMの人がそう言っていたよ、という噂さえ耳にする状況でした。海外では、競合製品サイドのブロガーによる「もうノーツの開発は停止されているよ」という、明らかなウソの記事さえありました。
しかし、9月のDAC(Domino Applications on Cloud)の発表につづく、今回の新バージョン10の発表。というだけでなく、2025という新たな数字を出して見せたことで、継続のメッセージを明確にしています。
変なうわさ、不安自体はいったん払拭されました。
発表を行なったインヒ氏やエド氏のタイムラインには、待っていましたとばかりの喜びの声があがるとともに、遅いわい(too late)、という反応が少なからずありました。おそらく中には、すでにNotes/Dominoから離れ、競合など他の技術畑に業務シフトしてしまった、ちょっとやそっとではNotesの世界に戻れない方々がいるのではと想像しています。
発表側も予想はしていた反応でしょう、そんなタイムラインがひととおりながれたあとのインヒ氏のTweet:
IBM Notes Domino run mission critical enterprise workflow & email systems securely and globally! Join #domino2025
答えなのかどうかはわかりませんが、再覚醒させる覚悟のような力強さをすこし感じています。
私は鈍感にしてすぐに気づきませんでしたが、この発表については「Thinkpadを思い出す」という反応Teewtが複数あり、ようやくははーんと気づきました。いずれはIBMからHCLに移管されるのでは?という予想もでたようです。
でも、先のことは置いといて、云われてみればどこかとの協業は当然だよねというのが私の当面の感想。8以降、サポートするツールの種類が増えているからです。クライアントがBasic版Standard版に分かれ、さらにICAAもある。VerseにTravelerに。。
これをすべてIBMの従来の陣容で賄うのはサポートが薄くなるのではという懸念がありました。じっさい、日本語でBasic版のある画面ヘルプを探してるのにStandard版のものしか見つからないなんてことはありました。
色
DACの発表時には黄色と金色のシンボル画像。
そして今回、黄色のシンボル、それどころかエド氏までが「黄色い血」なんてハッシュをつけてTweetをのこし、9でいったん青に染まったNotes/Dominoは再び黄色をまとう気配濃厚です。
バージョン
どちらかというと日本の反応で、マックOSのように10を「X」としてはどう?という意見があります。肩をもちかけたのですが、まてよ。それって、「ノーツはバッテン🙅」って突っ込まれかねないのではと、
私は「10」(いち👆マル🙆)を支持したいと思います。
ブランド名
Notes/Domibo 9では冠が「Lotus」から「IBM」に変わりましたが、
黄色い血と共にLotusの復権もあり得るでしょうか。
ふと気づいたこと。前述のHCLは、インド企業ですが、
「蓮(lotus)」という植物は、そもそもインドがルーツだそう。さらにはインドの国花でもある。
もちろんカンバンより10で展開されるソリューションの中身の方が重要ですが。
☑Domino2025
詳細は明らかでありませんが、つまりNotes/Dominoに関した新たなアイディアの募集です。
これにより、私の仕事が増えたかも。
昨秋今秋と、最近2回のLotus技術者夜会・テクてくカフェで、アイディア集めや未来談義を行わせていただきました。みなさんから提示いただいたいろいろなヒントや提案が模造紙に書き込まれ、それ自体はIBMさんのマーケご担当にお渡ししてはおります。
が、手元に模造紙の写真が、記憶にその時の活気が残っています。改めてここへアウトプットしなくてはならないのではと感じています。
まとめるにあたっては…コミュニティの協力、得られるかな?