abOut.nsf

新旧かまわず、またお役立ち度にあまりこだわらずに、 拡張子がnsfであるNoSQLなデータベースファイルと、それを扱うコラボレーション製品に絡んでのあれこれを。

2014/07

NotesクライアントまたはDominoデザイナーで、イメージリソースを挿入する画面を出します。

(クライアントなら、メールの本文など、リッチテキストの入力欄内で。
 デザイナーなら、フォーム上のどこか、アクションボタン、ビューの列アイコン等。)

で、リストされる既存のイメージを無視して、"$Icon"と手入力します。
イメージ 1
(今回の画面は英語版
)

当然のように、「そんな名前のイメージはないよ、後からちゃんと作ってね」と、
一応おこられるんですが、
イメージ 2

OKすると、このデータベース(アプリケーション)のアイコン画像が出せます。
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また挿入時に、他のデータベースを選択すると、それらのアイコンも表示されます。

イメージ 4


Web上での話として、データベース(アプリケーション)のURLに”/$Icon”とくっつけると
 ex)http://xxhost/xxFolder/xxApp.nsf/$Icon
ブラウザでアイコン画像が表示されること、XPagesを含むNotesのWeb化経験者はご存知かもしれません。

こんな風に、クライアントソフト上でもイメージリソースを通すと、任意の場所にアイコンを出せるみたいです。

試したら、たまたまできただけで、今のところ保証はありません。
経験した範囲の印象・・
  • 他のデータベースよりはデータベース自身のアイコンを出す方が安定してそう
  • 6.5では不安定で自データベースのアイコンでも表示が消えることがある
  • 8.5や9.0上で自データベースのアイコンならほぼ表示されそう?
また、イメージリソースの$Iconはブラウザでは表示されないかも。まあブラウザはそもそも、前述のURLを使えば良い、ということで。


 

Domino DesignerでDB(アプリケーション)を開き、フォームを選択します。
イメージ 1

一覧のまま、プロパティ情報をチェックします。
図は9.0.1のものですが、8.0以前のバージョンであれば「設計のプロパティ」が該当します。
「フィールド」タブから、「$Fields」を選択。。。
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そうすると、右側のペインから、このフォーム設計内のフィールドの一覧を取得することができます。

この一覧は、なぜかレイアウト上の「下から上へ」という逆順で並んでいるようで、
もしフォームの先頭に『Title』というフィールドがあれば、$Fields から取れる一覧の最後が ”Title” になります。

したがって、取得したら、表計算シートなどにコピーしてから逆に並べ替えます。

設計要素ごとに、フォーム単位、サブフォーム単位でフィールドの一覧をとりたい場合には使えるかと思います。
例えばチームスタジオさんのAnalyzerのような便利ツールが手元にない場合の、とりあえずできる方法として。

現時点で気づいている注意ごとです。
  どうやら表示用の計算結果はこのリストから除外されるようです。
  また、バージョン(ODS?)が旧いと、サブフォームの設計プロパティ上には $Fields がないようです。


なお、サブフォームを含め、単純に1文書内のレイアウト上のフィールドの一覧をまとめて取りたい、
という場合は、@関数の@DocFieldsの方が便利です。順序も上から下だし。。

手っ取り早い方法では、そのフォームにリッチテキストの項目があれば、
Notesクライアントで文書を編集し、リッチテキスト内に、次のような計算結果テキストを設定してしまえば良いかと思います。
イメージ 3
この方法の場合は、ビューではなく文書画面上なので、フィールドのリストには表示用の計算結果も含まれます。
イメージ 4




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