abOut.nsf

新旧かまわず、またお役立ち度にあまりこだわらずに、 拡張子がnsfであるNoSQLなデータベースファイルと、それを扱うコラボレーション製品に絡んでのあれこれを。

2010/09

文書プロパティの右端、文書IDやNoteIDが載っているIDタブに、文書の更新回数が載っています。
文書が作成されてから、何回保存したかを表します。
3行目の「SN000…」の形で表示されている部分です。
イメージ 1
が、その値は、16進数。10進に改めないと実際は何回かぴんと来ない。

「B」と書かれていたら、11回保存だな、とか、
「11」と書かれていたら、17回
保存だな、とか、
  「1A」と書かれていたら、26回保存だな、とか、
   「2E」と書かれていたら、・・・・・    えーと、何回だ??

いちいち10進に換えて考えるのが面倒で、私は最近、余り見なくなりました。

代わりに、文書プロパティの2つめのタブ「フィールドタブ」を開きます。
フィールドの一覧から、「$Revisions」を見つけクリックします。
イメージ 2
右側に表示されるフィールド情報のうち、「シーケンス番号」が、10進で確認できる更新回数になります。


「シーケンス番号」は、そのフィールドが現在の値になったのは何回目の更新かを表します。


「$Revisions」は文書保存日時の履歴リストで、文書が新たに保存される度に日時が追加されます。
(正確には1つ前の保存日時を追加します)
つまり、毎回確実に値が変わるので、基本的には常にシーケンス番号と同等の値になります。

注意点として、シーケンス番号の表示にはMAX値があります。
保存回数が増えると、256を境に、また始めから数えなおしに。
300回保存した文書なら表示上は40いくつとかいうことになります。
そこまで保存繰り返すことはそんなにはないでしょうけど。

ビューの選択を式で行う場合の「SELECT」ですが、
あるとき、先頭に否定の「!」をくっつけた「! SELECT」が機能することに気づきました。

「SELECT Form = "Main"」なら Mainフォームの文書だけ選択し表示しますが、
「! SELECT Form = "Main"」だと Mainフォームの文書だけ選択せずに、残り全文書を表示するようです。

普通に、
「SELECT Form != "Main"」と記述しても同じことなので、
大してメリットということもなく、まあ若干融通性が広がるくらいです。

ご参考までに
「! SELECT @All」とすると、文書が全く表示されないビューができます。
そんなビューを作るメリットは今のところ見いだせませんけど。

<追記>8.x環境で実施し保存したら「!」が「SELECT」の後に移動し、自動で普通の式に。。。なぁんだぁ。。

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